学びをお金に変えるには?本気の覚悟
-
2014/09/14
いい高校、いい大学に入れば、いい会社に入れ、一生安泰、というのが昭和の時代の価値観でした。
そのため、親は子供の教育に投資して、少しでもいい大学に入れるようにしたものです。
そこで得られるものは、毎月一定額(+残業代)の給料と毎年の昇給と、年功序列、退職金、引退しても十分生活できる年金でした。
おそらく、今の50代~70代の人が一番恩恵を受けているのではないでしょうか?
でも、それで一生あくせく働いても生涯年収としては、3~4億程度です。億万長者にはなれません。
もちろん、役員になれば資産を数億以上築くことも可能ですし、弁護士になれば年収10億円の人もいますから、勉強して億万長者になることも不可能ではありません。が、弁護士で億を稼いでいる人達はトップ100人程度で弁護士の5分の1は年収100万以下とも言われています。
ですから、学歴社会で頂点を極めて会社員や公務員で成功したとしても、ほとんどの人は生涯年収で数億円どまりがせいぜいです。
一生懸命勉強してもその程度にもかかわらず、起業して、億を稼ぐ若者もいたりします。中には中卒でも年収数千万円稼ぐ人もいます。
中堅程度の大学卒でも億を稼いでいる人もいます。
この違いを生み出す違いは何なのでしょうか?
学歴でないことだけは確かです。また、実力差とも思えません。
おそらくそれはお金を稼ぎたい、という強い気持ちではないかと思うのです。
例えば、実家のラーメン屋が2000万円の借金を抱えて倒産し、弟が大学に行けなかった家庭があります。そこの兄は今や年収数億の会社を運営しています。
あるいは、かつては年商100億円位の企業の御曹司が、その会社が倒産し、家屋敷も取られたあと、インターネットで成功して億万長者に返り咲いた、という例もあります。この場合は元々億万長者が当たり前のセルフイメージがあったのでしょう。
彼らを見ていると、必ずしも、能力が優れていたか、いい教育を受けていたか?といえばそうとも言えません。
しかし、お金を絶対に稼ぎたい、という気持ちは強かったのではないでしょうか?つまり、億万長者になるには、本気になることが必須の条件のような気がします。
何かを学ぶよりもまずはそちらではないかと考えています。