木曽御岳山が噴火
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2014/09/28
御岳山が噴火し、多数の犠牲者が出ている模様だ。27日午前11時52分に噴火したが、付近には250人位の登山者がいたようだ。
長野県警によると、登山者31人が心肺停止状態になっているようだ。これは、雲仙岳の犠牲者44人に次ぐ規模の災害だそうだ。
心配停止の31人のうち、4人は搬送したが、残る27人については28日中の搬送は難しいようだ。有毒ガスが出ているらしい。
地元のカメラマンによると、噴火直前に噴火口直下200m位のところにいたが、硫黄の臭いが感じられ、黒煙が立ち上ったので、走って逃げたそうだ。それでも、周囲が真っ暗になり、大粒の砂のようなものが降り注いだようだ。
とすれば、山頂付近にいた登山者はより多くの噴煙を吸い、多くの石ころや火山灰にまみれたことだろう。
活火山に登山するのは相当のベテランでないと危険である。雲仙岳のときは、火山の専門家である外国人学者もいて、大丈夫と言っていたので安心していて大惨事になった。
今回は危険を察知することはできなかったのだろうか?
心配停止状態の人達の少しでも多くの人が回復されることを祈りたい。
平和に見える日本だが、こうしたことがいつ起こるかわからないので、一日一生の思いで毎日をピーク・ステートで生きていきたいものだ。