ネヴィル・ゴダード 世界はどうしたってあなたの意のまま 意識と願望の超パワー
ネヴィル・ゴダードの世界はどうしたってあなたの意のまま、という本は、副題に、意識と願望の超パワーを使いこなす、という副題がついています。
この本は、ネヴィル・ゴダードがその気になれば、数百ページにもなる本、だそうですが、コンパクトにまとめられています。
しかし、コンパクトにまとめられたためにわかる人には読みやすいですが、そうでない人には理解するのが難しいかも知れません。
ネヴィルは、自分の存在を神と一体化して考える、というような思想をこの本の中で書いています。
この考え方は正統キリスト教徒から言えば違和感があると思います。神を自分と同一視し、自分が神である、という考えになるからです。
とはいえ、人間は神の子でもあります。つまり、神の性質を受け継いでいます。とすれば、全知全能の神の全ての能力を本来は持っているはずなのです。
その一方で、意識の中、イメージ、想像の中では全てが可能です。
そして、この想像の世界に行ってその世界を現実のようにありありと感じ、その感情を感じることでその想像の世界へ直進する運動力が生じ、その世界に引き寄せられます。
これが非常にシンプルな引き寄せの法則です。
つまり、やるべきことは、ただ妄想するだけです。それだけで現実化します。
エッチな願望であっても現実化してしまいます。ですから、妄想はコントロールしなければなりません。自分の意識で妄想をコントロールし、本当になりたい自分をいつも想像し、既にそれになったかのようにふるまうことです。
それにより、あなたは、その現実を創り出します。
それが引き寄せの法則の神髄なのです。
もちろん、これにはリミティング・ビリーフやトラウマを外すこと、他人の応援の力、バイオリズム等の細かいテクニックも関係します。
とはいえ、上記のように、想像の世界に行って、その世界を現実のようにありありと感じるだけで実現してしまうのも事実です。
では、なぜ失敗する人がいるのでしょう?それについてはまた後日書こうと思います。