中日矢沢健一氏と桑田真澄氏が東大野球部コーチでも84連敗中
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2014/10/18
今日は東大ワールドカフェというのがあり、東大野球部を六大学で優勝させるには?というお題でディスカッションしました。
東大野球部は現在84連敗中だそうです。1シーズン20試合なので、約4年以上勝ち星がない状態です。
むしろ、東大が勝ったりすると、ニュースになる、という状況です。
東大では、もと中日の4番打者の矢沢健一氏をコーチに招き、昨年からは桑田元投手も投手コーチに招聘して、野球部を強化しているのですがなかなか勝てないようです。というか、矢沢氏をコーチに招いた2010年から勝てなくなっているようで、指導が合わないのかも知れません。
矢沢氏の指導は、まずは寮の掃除とか礼儀作法から入るそうです。そのあたりは野球道みたいな、人格形成みたいな面があります。
それができて初めて次の技術指導に入ります。
私はそういう指導を受けたことがあるのでまあ普通かな、と思いますが、そういう指導を全く受けたことがない東大生がそういう指導を受けるとついていけないのかも知れません。
その矢沢元選手に直接聞いてみました。「才能の無い選手はいくら頑張っても勝てないのでしょうか?」
矢沢氏はそれには応えず、他のチームの弱点などを細かく分析するのが得意な人はたくさんいる、そういうのは非常にいい影響を与えている、とだけ返事しました。
矢沢氏には明確な答えがなかったのかも知れません。
しかし、王貞治ソフトバンク元監督は明確に言い切っています。結局は才能なのだ、才能の無い選手がいくら頑張っても名選手にはなれない、と。
実際そうなのかも知れません。でも、東大の選手にも才能のある選手がいて欲しい、と願っています。