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    中卒、高卒で成功して大金持ちになる人と高学歴ワーキングプア

    2014/12/23

    高度成長期は、いい高校、いい大学、いい会社に入れば一生安泰、と親から聞かされて、一生懸命勉強していい大学に入った人も多いと思います。

    私自身も東大卒ですが、私の会社では、東大卒の先輩で課長にもなれずに一生を終る人が何人かいました。

    東大卒でも課長にもなれないことがある、というのが今の実態です。同級生で役員になっている人もいれば、平のままの人もいます。

    昔であれば東大卒であれば皆課長にはなれたでしょう。しかし、今はそうではありません。

    そういう意味で、いい大学に入ったから会社に入って出世していい生活ができる、とも限りません。

    逆に、中卒、高卒では一生下働きか、と言えばそんなことは全くありません。むしろ、中卒、高卒の方が社長になる確率は高いと思います。また、私の会社では高卒でも部長になった人もいました。

    もっと極端な例では、バリの大富豪兄貴の丸尾孝俊さんは中卒ですが、資産4000億円で有名です。私が最近見たコニージャパンの小西正行社長も高卒で高学歴ではないですが優れた経営者です。社員300人、年商60億円の会社を経営しています。それだけの会社を経営するには毎月給料を1億円、業者への支払いも5億円位になるそうで、それだけ稼ぎ出す必要があるわけです。

    そうした覚悟がいい大学を出た人にあるでしょうか?もちろん、大きな部署を任されると数百人、数千人のトップになるので、責任は必然的に重くなりますが、それでも雇われ部長とかなら最後は会社を辞めれば済みます。社長は従業員を食べさせなければいけないので責任の重さが違います。

    しかし、こうした責任を引き受ける覚悟が大富豪になるための必要条件ではないかと思います。

    これに対して、学者を目指して高学歴ワーキングプアの講師やポストドクトラルフェロー(博士研究員、ポスドク)を続けている人は学者を夢見て貧しい生活に甘んじています。しかし、必ずしも夢がかなってアカデミックポスト(アカポス)に就けるとは限りません。むしろアカポスに就ける人は少数の幸運な人達でしょう。

    低学歴大富豪か高学歴ワーキングプアか、そして彼らを分けるものは何か?と言えば、前者はお金で苦労してお金を稼ぎたい、会社を作って大きくしたい、という願望が強かったのに対し、後者は学者になりたい、という願望が強かったのでしょう。

    なりたいものはそれぞれ個人の価値観によるので何を目指すかは自由でしょう。だから学者の道を選んで高学歴ワーキングプアになるのもその人の選択でしょう。

    しかし、最初の目標の、いい生活を送るためにいい大学に入った人が止む無く高学歴ワーキングプアにならざるを得ない、という現実はいい大学、いい就職先というパラダイムとは矛盾している気がします。何のために苦労して大学に入ったのか?

    そうならないためにはどうすればよいか?

    そのためには、成功法則も受験時代に身に付ける必要があります。それができれば、東大等の名門校に入っても、「東大までの人」ではなく、「東大からの人」となってさらなる成功のスパイラルに入って行けます。

    そのためには、こちらが最適です。潜在意識を使って人生のあらゆる分野で成功する秘訣が満載です。

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