シンドラーのリスト 映画
ジェームズ・スキナーのDVDを見ていたら、シンドラーのリストの話が出ていました。
そこで、映画見放題のHuluというのでシンドラーのリストを見ています。かなり長編の映画で3時間弱あり、今はその半分位見たところです。
それと並行して私の受験教材の製本化も進めています。受験教材については前の記事に書いてあるのでみて下さい。
映画の方ですが、シンドラーは、ユダヤ人の熟練工をリスト化して、必要な人材だから、とナチスの殺人から逃れさせた人です。その数は1000人以上と言われています。
なぜ彼がこれほどの力を持てたかは不思議ですが、事業をナチス軍とうまくやり、わいろ(袖の下)もとてもうまく配っていたからでしょう。
それにより、1000人以上のユダヤ人が強制収容所送りを免れ、戦争を生き残ることができました。
まだ映画の前半なので、これから後半を見てからまた書こうと思います。
先ほど全部見ました。男性はシンドラーの故郷のチェコの村に送られましたが、女性や子供はアウシュビッツ収容所に送られます。それに気づいたシンドラーはすぐにアウシュビッツに行き、軍の幹部と交渉して300人を救い出します。子供を残されそうになると、この子供の手だから45ミリの砲弾の先まで磨ける、と言って子供も全員救い出しました。
そして、チェコの故郷で工場を経営し、そこで全員を面倒み、終戦までにほとんどのお金を使い果たしたようです。元々が軍の兵器で稼いでいた人でしたから。
とはいえ、彼はユダヤ人の命を1100人も救いました。お金を稼いでそのお金で軍にわいろを贈り、それによって1100人の命を救いました。お金を稼いで人の命を救うために使うのであれば、いくらお金を稼いでも足りません。そしてそのお金は善のために使われます。
お金を稼ぐのが悪い、というのではなく、お金を稼ぐ目的が崇高で、さらに、相手に10倍以上の価値を与え、そのお金の使い方も人の命を救うような使い方をするのであれば、金持ちでも天国に入れるような気がします。
キリストは、金持ちが天国に入るのは、らくだが針の穴を通るより難しい、と言いました。しかし、それに続いて、でも、神様はどんなことでもできる、とも言っています。つまり、金持ちになっても天国に入れる人はいるはずです。
むしろ、お金を稼いでいない人はこの世界に十分な価値を提供しておらず、世界に貢献していないとも言えます。お金を喜んで払ってもらい、そのお金で人の命を救えるようになりたいものです。それには発明等の開発ももちろん含まれるでしょう。