オフィスおかん、というプチ社食サービスが大人気
オフィスおかん、が大人気らしい。
オフィスおかん、という、ぷち社食(社員食堂)サービスが人気だそうだ。株式会社おかんが昨年開始したらしい。
まるで実家にいるように栄養バランスのいい食事が冷蔵庫一杯に入っていて、いつでも好きなものを食べられるサービスだ。例えば、切り干し大根、かぼちゃ煮、玄米ごはん、厚揚げのような、店ではあまり出ないような家庭料理メニューがいろいろある。これを冷蔵庫から取りだし袋から容器に出してレンジでチンすればいつでも食べられる。
昼食はもちろん、夕食や深夜残業の夜食にも便利だろう。最も、安いからと言って食べ過ぎて太ってしまったら本末転倒ではあるが。
エウレカというIT企業の場合は、こたつまであり、実家のような居心地の良さが愛社精神を育むのに役立ちそうな感じだ。これならコーチやコンサルタントにお金を払って社員の能力を引き出さなくても、自主的に能力を発揮できるようになるかも知れない。やる気があれば、方法はいくらでも考え付くからだ。グッドフィーリング(good feeling)で仕事をすることは創造的な仕事をする際にはとても重要だ。これはモチベーション3.0(ダニエル・ピンク著)などと言われている。
殺伐としたPC作業ばかりでは、無味乾燥なつまらない仕事に思えるが、こうしたサービスを取り入れることで、ロボットのような社員も人間らしさを取り戻せるのではなかろうか?
昼に外食するのもいいが、社内でおいしいものを安く食べられるならその方がありがたい人も多いだろう。それにより、トライアドの状態もよくなるはずだ。
トライアドとは、アンソニー・ロビンズの言っていることで、フィジオロジー、フォーカス、ラングエッジつまり、体の使い方、意識の焦点、使う言葉を変えることで人の状態(ステート)を変化させることができる。
この場合は、おいしいものを食べることで、フィジオロジーにいい影響を与え、意識も実家の父や母、子供の頃を思い出し、使う言葉もやさしくなれるのではなかろうか?それによりいわゆるピークステートになれると思われる。ピークステートで仕事ができれば画期的な創造が可能になるだろう。
多くのメニューは100円~200円だそうなので、外食よりもはるかに安く食べられるから懐にも優しい。
それに昼時は混んでいるので、待ち時間もバカにならない。外出するまでのエレベーターや階段で降りる時間なども入れると相当な時間の無駄になっているだろう。
それに栄養バランスもいいので、健康になり、より仕事がはかどるなら、ぷち社食サービスを導入して福利厚生を高めるのも一つのやり方だろう。
それにより、仕事もうまく回りだし、業績も上がり、いい社員が入社してくる、と成功のスパイラルに入れる可能性もある。
おそるべし、「オフィスおかん」
オフィスおかんもいいけど、こっちも超お勧めです。