コーチングの限界と戦略、戦術、具体的テクニック
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2018/04/25
成功法則を教えている人や成功コーチが必ずしも大富豪でないのはなぜなのでしょう?
私はいつもそれが不思議でした。
例えば、世界No1コーチと言われるアンソニー・ロビンズも一時経済的に厳しい時期があり、その時にジェイ・エイブラハムというマーケティング・コンサルタントからマーケティングを教わってから経済的に成功したと言われてます。そのため、アンソニー・ロビンズはジェイを、サー・ジェイ・エイブラハムとサーの称号を付けて呼ぶそうです。
それ以外にも、夢は叶う、という成功法則を教えている人(夢実現の専門家)がかつて東大に落ちたり、その息子さんも東京大学に合格できなかったりしたという話も聞きます。
宝地図ナビゲーターという夢実現の講師達も、多くが札束を宝地図(ドリーム・マップ、ビジョン・ボード)に貼っていましたが、億万長者になった、という話は聞きません。
本来成功法則とは普遍的なものなので、世界No1コーチや成功法則のセミナーをやっている講師が大金持ちになれなかったり、子供の成績を上げられない、というのは不思議な話です。
とはいえ、アンソニー・ロビンズにしても、成功法則の講師にしてもそのやり方を学んで大きな成果を出す人もいます。アンソニー・ロビンズのコーチングを受けている投資家の中には、年収1兆円の人もいるそうです。それに対して、教えているアンソニー・ロビンズは年収30億円ですから、ちょっと笑えますね。ただ、今ではアンソニーもお金儲けがうまくなり、数百億円の年収になっているようですが。
この違いは何なのでしょうか?
私が思うには、コーチや成功法則はあくまで総論であって、各論は別に必要、という立場です。戦略と戦術の関係に似ていると思います。
お金儲けについては、総論的には、お金に関するリミティング・ビリーフを見つけ、それを力を与えるエンパワーリング・ビリーフに変え、行動計画を立てて大量行動すればお金持ちに成れる、ということになります。
しかしながら、マーケットはどんどん変化しますし、売り方もインターネットの出現で過去のモデルとはずいぶんと変わっています。そうしたことを知らずに精神的な面だけで、やればできる、と頑張ってみても、日本軍が竹やりでB29を落とそうとしているようなもので、勝てるわけがありません。
もちろん、精神的な面は非常に重要です。よく精神面が成功の8割を占めるなどと言われます。しかし、それがものすごく強い覚悟とか背水の陣のような絶対的決断でなければ、上のやり方ではお金持ちになることはできないでしょう。
では、他に何が必要なのでしょう?
それは戦略、戦術です。マーケティング戦略を立て、戦術も作って実行する必要があります。
上のアンソニー・ロビンズの場合は、フロント・エンドからバックエンドへの流れをうまく作ることで大成功しました。その収入は年間30億とも100億とも言われています。これはジェイ・エイブラハムのマーケティング戦略という知識を導入したことで得られました。
受験勉強についても同じです。
最高の集中力で1日18時間の猛勉強をすれば東京大学に合格できる、というのは真実です。
しかしながら、それがわかっていても、どうやって18時間集中して勉強するか、という具体的なノウハウがなければ合格は不可能です。
つまり、精神面だけでなく、具体的なテクニックも知らないと成功法則セミナーに出たり、成功コーチにコーチングを受けても成功できない可能性がある、ということです。
成功法則の本を読んでもうまく行ってない人は、こういう戦略、戦術を学んでみることをお勧めします。
こちらは、成功法則と具体的なテクニックの両方を書いた成功法則に基づく勉強方法のテキストです。これを使うことでビリからでも東京大学に入ることができます。受験生、受験生をお持ちの親御様にお勧めいたします。難関資格試験の合格者も出ています。