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    起業して成功するには当たり前のことをやるだけ

    2015/12/04

    起業した場合、会社だと、10年で95%位の会社がつぶれる、というような統計があるようです。

    実際、私の50代の知人も会社を辞めて起業しましたがうまく行かず、数年で元いた会社に類似する業種に再就職していました。東日本大震災が起きて起業自体を諦めた人もいました。

    つまり、起業して成功するのは簡単ではありません。

    しかしながら、それはきちんとやるべきことをやっていなかったからではないかと思います。

    新規顧客を継続的に増やし、売れる商品を開発、販売し、商品数を増やし、リピート客を増やして行ければ事業はどんどん拡大するはずです。

    そうならなかったとしたら、新規顧客が増えていない、売れる商品を持っていない、リピート客がいない、などの問題を抱えています。

    新規顧客を増やす方法は時代によって変わります。以前はまぐまぐからメールマガジンを発行すれば、すぐに2000部位になる時代がありました。

    2000人読者がいれば100万円程度の収益をあげることは十分可能です。

    しかし、今やまぐまぐでメールマガジンを発行してもおそらく20人も読者が集まればいい方でしょう。何もしなければ10部程度のこともあります。

    なので、今はハウスリストを集めるのが主流になっています。それでも独自にメールアドレスを集める方法はいくつもあります。

    次にヒット商品を出すにしても、マーケット調査をしてお客が欲しがる商品コンセプトを作って新商品を開発すれば全く売れないということもないでしょうし、売れなければ切り口を変えるだけで爆発的に売れる場合もあり得ます。商品が全く開発できなくても、他人の商品を代理販売(アフィリエイト)で販売することもできます。

    さらに、商品を販売した人にさらに新商品を販売することもできますし、需要を聞いて新商品を開発することもできるでしょう。

    そう考えれば、集客⇒商品開発、販売⇒リピート商品開発、販売 のスキームをどんどん改善、発展できればビジネスは必ずうまく回るはずです。

    もちろん、登りのエスカレーターもあれば、下りのエスカレーターもあり、レッドオーシャンもあればブルーオーシャンもあるでしょう。時流に乗れば能力に関係なく売上が伸びますし、衰退期のビジネスをやると、いくら頑張っても赤字になったりもします。ですから、ビジネスは参入するタイミングが非常に重要です。

    例えば、弁護士は法科大学院ができる前であれば、人数が限られてましたから、平均年収2000万円とかでしたが、法科大学院ができて弁護士の人数が2倍になると、平均年収も下がり、新人弁護士の中には年収300万円で雇われたり、即独立して年収100万円以下、という人も出て来てるようです。

    そういう意味では、参入のタイミングは非常に重要です。登りのエスカレーターに飛び乗って一気に大儲けし、利益率が下がって来たら、すぐに店をたたんで、別のビジネスを始める、という人が早く成功しているようです。

    とはいえ、ビジネスの基本は同じです。成長市場がおいしいのは確かですが、衰退期であっても残存利益があり、それをつかんでいればおいしいです。また、需要のある商品であれば、集客システム、商品開発システム、リピートシステムをきちんと創り上げ、改善、拡大していければいずれ大企業にもなれるはず、と考えています。

    その過程で、MBAやジェイ・エイブラハムのマーケティング戦略やアンソニー・ロビンズなどのマインドセットをうまく活用することでさらに飛躍できるでしょう。

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