ノウハウを購入するかマーケティング・コーチを雇うか?
数年前から、情報商材という、誰でも簡単に大金を稼げる、というようなノウハウが販売されています。 しかしながら、それを買ってもほとんどの人は稼げないと言われています。 実際に稼げる人は、5%程度と言われています。
その理由としては、実際に読んで実行する人が約2割、実行を継続する人がそのうちの2割程度で、最終的に、2割×2割=4分(4%)だから、等と言われています。
本当に稼ぎたいのであれば、まずは自分で考えて何かをやってみて、どうしてもわからないことが出てきたら塾に入って個別指導を受けるのがベストと思います。
例えば、セミナーをやったこともないのに、セミナーセールスの塾に入ったり、電子書籍を作ったこともないのに、電子書籍の塾に入ったり、FacebookをやっていないのにFacebook塾に入るようなことは慎むべきでしょう。その前にやるべきことがあります。
しかしながら、自分で考えて、うまく行っている人をマネしてもどうしても同じようにできない場合があります。その場合には、塾に入るか、同じようなことをうまくやっている人のセミナーや懇親会に参加して直接疑問を聞くのがよいと思います。
それが難しければ、マーケティング・コーチ&コンサルタントを雇うのもよいと思います。
つまり、ノウハウを購入するのは、まずは、自力でやってみて、そのうえでうまく行かない部分を解決するために購入するならいいですが、全くのゼロからノウハウを購入するのはお勧めしません。それは畳の上での水練のようなもので、実行しないで本を読んでも身につかないからです。
そんなことをするくらいなら、いきなり水に飛び込んで手足を動かして泳いでみた方がよほど力が付きます。もちろん、おぼれないようにちゃんと泳げる人と一緒に行く必要はありますが。 そして、何が難しいかわかってからノウハウを人に聞くといいと思います。
要するに、課題がわかってなくて塾に入ってもあまり得るものはないでしょう。単にゼロから何かを学べばそれでよい、というのであれば、それでもよいでしょうけど。あるいは、何が何でもこの塾で稼いでやる、という非常に強い気持ちがあれば稼げる場合もありますが。
これはコンサルティングやコーチングでも同じことで、自分でやってみて、どこがうまく行かないかを明確にできていればその問題点を解決する知恵を出せばいいので解決しやすくなります。 まずは、自力で解決策を探ってみて、それでもどうしてもうまく行かないで、煮詰まってきたら、マーケティング・コーチやコンサルタントを雇えば、いいと思います。