限界は個々の選手の目標で、限界を超えれば、次の限界が生まれる(イビチャ・オシム)
おはようございます。今日の名言です。
【名言87】
限界には、限界はありません。
限界の定義は何だと思いますか。
限界は個々の選手の目標で、限界を超えれば、次の限界が生まれるのです。
(イビチャ・オシム)
限界は自分で作るもので、誰にも自分の能力の限界を知ることはできないと思います。火事場の馬鹿力を出せば限界を超えることを経験した人も多いのではないでしょうか?
限界と思うところを当面突破すべき目標と考えればよいでしょう。
実際、限界と思っていることでも、必死で努力すれば超えることができる場合はたくさんあります。
マラソンで、もう限界、走れない、と言って倒れた選手に、「100メートル先まで走れば100万円が落ちている」と言ったら、また走り出す、という話があります。
4か月で外国語をマスター出来る人、と聞いたら、誰も手を挙げなかったのが、もしできたら1億円あげる、と言ったら全員がチャレンジするようになった、等、普通の状態では限界、できない、と思っていることでも、途方もない報酬があれば頑張れたりします。要は、限界とは、モチベーションの問題のように思います。
限界は自分の心が作るもので、現実には限界はないのでしょう。
それなのに、頑張ってもできなかったらどうしよう、と考えて努力しないのは全く時間の無駄だと思います。
限界まで頑張ってから考えればよいのではないでしょうか?
自分の限界と思うところを目標にしてそれを超えられれば、また次の目標を設定するので、いつまで経っても限界には辿りつかないと思います。
もちろん、スポーツの場合は年齢的な限界で、スピードやパワーがそれ以上伸びなくなるときはいずれ来ると思われますが、それでもワザについては限界はないと思います。
限界と思ったら、モチベーションが上がる報酬を考えてみればもうひと頑張りできると思います。これは、夢実現、目標達成でも同じことです。
クライアントの心理的限界を突破させるのが、コーチの役割だと思っています。