深層自己説得(インカンテーション)と願望実現のための六カ条 アンドリュー・カーネギー
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2013/09/20
おはようございます。今日の名言です。
【名言88】
潜在意識は肥沃な畑に例えられる。深層自己説得によって、心の中の肥沃な部分に創造的な思考の種子を植えれば、それを育成することができる。何もしなければ雑念に占領されてしまうだろうし、破滅的な種子をも受け入れてしまうことになる。
(ナポレオン・ヒル)
深層自己説得とは、今の言葉で言えば、アファーメーションとか、インカンテーションと言われるものです。ヒルは、願望実現の6カ条の最後で、「1日2回、なるべく大きな声で読んで、紙に書いた宣言をすでに実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切である」と書いています。
自分の実現したい願望に、この方法により確固たる信念という力を加えることができます。信念に包み込まれた願望は、それまでの単なる願望とは異なり、現実化するでしょう。
アンドリュー・カーネギーからナポレオン・ヒルに伝えられた秘伝(願望実現の6カ条)は以下のようなものである。
願望実現のための6カ条
1.あなたが実現したいと思う願望を「はっきり」させること。
単にお金がたくさん欲しいなどというような願望設定は、全く無意味なことである。
2.実現したいと望むものを得るために、あなたはその代わりに何を”差し出す”のかを決めること。
この世界は、代償を必要としない報酬など存在しない。
3.あなたが実現したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決めること。
4.願望実現のための詳細な計画を立てること。そしてまだその準備ができていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること。
5.実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4点を紙に詳しく書くこと。
6.紙に書いたこの宣言を、1日に2回、起床直後と就寝直前に、なるべく大きな声で読むこと。このとき、あなたはもうすでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切である。
(ナポレオン・ヒル 「思考は現実化する」より)
この最後の6番目の方法は深層自己説得と呼ばれるものです。現在の言葉で言えば、アファーメーションとかインカンテーションに相当します。
インカンテーションにより、深層の信念を変えることができ、願望を現実化することができます。インカンテーションしないで成り行きに任せておくと、一般の集団心理による、いわゆる惰性的創造が起きてしまい、自分で意識的に現実を創造することができません。なので、インカンテーションは非常に重要です。
世界No1マーケッターと言われるジェイ・エイブラハムも経済的に苦しい時期があり、ナポレオン・ヒルの著書を読んで実行することで成功したそうです。