幸福の秘訣 ジェイムズ・M・バリー
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2013/11/28
マーケティング・コーチの今日の名言です。
【119】
幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。
(ジェイムズ・M・バリー)
通常、幸福を感じるのは、自分がやりたいことをやっているときでしょう。
遊びたいから遊ぶ、お酒を飲みたいから飲む、ばくちを打ちたいから打つ、学びたいから学ぶ、サボリたいからサボる、トレーニングしたいからする等々・・・
自分がやりたいことをやっているときは誰でも幸福を感じると思います。うしろめたいことがない限り。
しかし、ジェイムズ・M・バリーは、自分がやるべきことを好きになることが幸福の秘訣である、と言っています。
会社員であれば、仕事をしっかりやること、学生であれば勉強すること、スポーツ選手であればトレーニングや練習をやること、研究者であれば研究に没頭すること、など、それぞれの職業でやるべきことがあると思います。
そのやるべきことを好きになれれば、やるべきことをやることが楽しくなり、いつも幸福感を感じられるのではないでしょうか?
私は中学から卓球を本格的に始めました。その頃読んだ言葉に、強くなるためには、もっと卓球を好きにならなければならない、と思ったという名選手の言葉でした。卓球を好きになれば、練習するのが楽しくてたまらなくなります。そして練習を多くやればやるほどうまくなり、面白くなります。大会でも勝てるようになり、自分の理想のプレーができるようになります。
その後、勉強しなければならなくなったときにも同じように、勉強ができるようになるためには、もっと勉強を好きになればいい、と気づき、大嫌いだった数学を好きになるように努めました。それにより、大嫌いだった数学が得意科目になりました。
そのときどきで、自分のやるべきことをきちんと理解し、それを好きになれれば毎日が楽しくなると思います。