できごとの最も良い面に目を向ける習慣をつける(サミュエル・ジョンソン)
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2013/11/29
マーケティング・コーチの今日の名言です。
【名言120】
あらゆるできごとの最も良い面に目を向ける習慣は、年間1000ポンドの所得よりも価値がある。
(サミュエル・ジョンソン)
人は誰でも何等かのフィルターを通して世界を見ています。
すばらしい、楽しい、というフィルターを通して世界を見ている人もいれば、つまらない、苦しい、面白くないというフィルターを通して世の中を見ている人もいます。
世の中に恨みを持ち、常に人に害を与えようというフィルターを持っている人もいます。
悪い面を見るフィルターを通して世界を見ているとやる気がなくなり、必死で努力する気がなくなるのでよいことが起こらなくなります。そしてどんどん状況が悪くなっていきます。
良い面を見るフィルターを通して世界を見ていると、気分がよくなり、自然にやるべきことをやるようになります。するとどんどん状況がよくなり、成功が加速して行きます。
できごとの良い面を見る習慣は、成功するための基本だと思います。
私は受験生のコーチングもやっているのですが、成績の悪い子の親御さんに多いのが、お子さんの悪い面ばかり見ている、という面です。
成績の上がった科目と現状維持の科目があると、「うちの子はやっぱりだめです。1科目は成績が上がったけど、他の科目は前と同じですから」と言われます。
1科目上がったことに目を向ければ、「先生のおかげで1科目成績があがりました。次は他の科目も上げるように頑張ります」と言えるはずです。
どちらが成績が上がるか明らかでしょう。
お金を稼げる人も、最初に1000円稼いで、「ヤッター、1000円も稼げた、次は5000円稼ぐぞ」」という人と、「たったの1000円かよ、やっぱりこの方法では稼げないな」という人とではその後の行動が全く変わってきます。
常にものごとの良い面を見る習慣をつけることは、成功するのに不可欠な資質と思います。