戦略とは価値創造システム シンシア・モンゴメリー ハーバード戦略教室
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2014/02/07
マーケティングコーチの今日の名言です。
【名言142】
戦略とは、企業の競争力や独自性の土台となる価値創造システムであり、閉じたものではなく、開かれたものであるべきなのだ。それは進歩し、発展し、変化し続けるひとつのシステムなのだ。
(シンシア・モンゴメリー)
戦略論や戦略コンサルタントはたくさんいますが、固定した一定の公式があるわけではなく、決まりきったやり方でもなく、問題の答えでもありません。
また、戦略を立てる機能を外部のコンサルタントに丸投げするものでもありません。経営者が自分の頭を絞って考えるべきものです。
自ら判断する力、目標を追求する力、責任を持って組織を導く力を経営者が発揮しなければなりません。
企業が他を大きく引き離すには、「決定的な違い」を持つことが肝心であり、それを育てる人は、経営者をおいて他にはいないのです。
(シンシア・モンゴメリー著「ハーバード戦略教室)
戦略の定義は教える人の数ほどある、というのは有名な話で私も知財戦略の講義を最初にやったときは、戦略とは何ぞや、ということに悩んだものです。
しかし、ありていな定義をするとすれば、戦略とは、競争優位を獲得するための理論、というグロービスマネジメントスクールの定義が分かりやすいと思います。
そして、最近ではノウハウを教えるコンサルタントが増加し、自分の頭で戦略を考えず、コンサルタントに頼る経営者も増えてきました。
しかし、シンシア・モンゴメリーは戦略を立てられるのは経営者しかいない、という考えです。
経営者こそが中心になって経営戦略を立てることが、他社との差別化をするために有効なようです。
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