ジョイント・ベンチャーとジェイ・エイブラハム
ジェイ・エイブラハムは世界No1マーケッターと言われているが、自分の持つマーケティング・スキルのうち、1つだけ残すとしたら、それはジョイント・ベンチャー(JV)だそうだ。
それほどジョイント・ベンチャーの効果は高い、ということだろう。
ジョイント・ベンチャーをやることで相手の顧客を取り込める。それにはコストはほとんどかからず、むしろ、利益が出るだろう。
もちろん、自分の顧客を取られる可能性もあるが、そのあたりはぬかりなく、名簿を自分の商品を買い尽くした人か、全く飼わない人の名簿でJVをやっていると思われる。
自分の顧客は非常に重要だが、自分の最高の商品まで全ての商品を買い尽くした人のリストはもうそれ以上売るものがないので、他の人にあげてもいいのかも知れない。しかし、コンサルは一生の顧客になりうるような気もするのでそういう意味ではどうかと思うが。
ともかく、ジョイント・ベンチャーをやることが一番ビジネスを大きくするのに効果がある。
そういう意味では、集客に困っている人、新規顧客の開拓に苦労している人はジョイント・ベンチャーを検討してみてはどうだろうか?
全く新しい顧客が増えると思われる。
ジョイント・ベンチャーの考え方をさらに進めたのが、リレーショナル・キャピタルで、これは相手の顧客リストだけでなく、工場や社員など、相手の資産の全てを活用する、という戦略だ。
それも相手が活用しきれていない資産を活用するので相手にとっても得になる方法である。
ビジネスは三方良し、関わるみんなが得をするようにできれば理想的である。それを可能にするのが、ジョイント・ベンチャーやリレーショナル・キャピタルというマーケティング戦略である