戦略マーケティング
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2013/04/21
戦略マーケティングは、競合優位性を獲得するためのマーケティングです。
swot分析から始まり、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、4Pの流れになるのがマス・マーケティングの通常の流れです。
swot分析では、以下の4つを分析し、機会を見つけます。
強み strength
弱み weakness
機会 opportunity
脅威 thread
そして顧客をセグメンテーションし、ターゲットを決めます。
それに対して他社の既存商品とは異なるポジショニングをして商品を開発します。
最後に4P、つまり、product, price, place, promotionというマーケティングミックスで市場に上梓することになります。
以上がMBA式のマーケティングとなります。
最近では、このうち、セグメンテーションの部分で1人の人間まで対象を絞るよう勧められることが多いです。1人の人間をターゲットにすることで、よりその人の心に刺さるメッセージを発することができるからです。この1人の人間のことをペルソナと言ったりします。何歳で子供何人で、何に悩んでいる主婦等とできるだけ細かく設定するのがよいようです。
私が大企業でマーケティングを習った時はこのペルソナという言葉は聞いたことがありませんでした。マスマーケティングでは、セグメンテーションで十分だったのかも知れません。
しかし、個人事業主等ニッチマーケットを狙う場合は、ペルソナを設定してそこに刺さるキャッチコピーを作るのが良さそうです。大企業相手のビジネスではそこまで細かくペルソナを設定する必要はないのかも知れません。