天才はDNAで決まる、努力して勉強すれば秀才にはなれる ドクター中松
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2014/08/10
ドクター中松、こと中松義郎博士から、頭の良さはDNAで決まる、というのを書きましたが、その続編です。
今、Dr.中松の「バカと天才は紙二重」という本を読んでる途中ですが、天才はDNAで決まる、秀才は勉強すればなれる、ということのようです。なので、上のはかなりはしょった話で、天才はDNAで決まる、という意味だと思います。ただ、さらに7歳までにホワイトブレインを鍛える必要がありますから生まれたあとの7年間の環境も非常に重要です。
さらには、学生~大人になってからの集中した勉強や研究も非常に重要でしょう。何の努力もしないで天才、と言われる人は極一部で、たまたま時流に乗って漫画がものすごく売れた、とか、作詞作曲の天才で子供の頃に作曲した曲が売れた、という事例はあるかも知れません。
しかし、大半の天才は、ものすごい勉強やトレーニングをしていると思います。世界一になった人は世界一の努力をしていると思います。しかし、世界一の努力をすれば誰もがオリンピックで優勝したり、ノーベル賞を取れるか?と言えばそうとも限りません。スポーツなら故障で泣く選手もいますし、いくら努力しても電子顕微鏡でなければ見えないウイルスを発見することができないように、その時代では絶対に不可能な発見もあるはずです。
ですから、成功には、才能×努力×時代環境が関係してくると思います。
ところで、天才といえば、私の中学の同級生に知能指数150位の天才がいて最初は全校でもトップだったのですが、その後勉強をあまりしなくなり、日本大学を出て教師をやってます。若いときの知能指数はあまりあてにならないですね。
稲盛さんは、人生・仕事の結果 = 考え方×熱意×能力 と言ってますが、才能があっても努力する熱意がないと天才の素質を生かすことはできないでしょう。