過去の失敗の記憶が蘇る受験生
受験生で勉強していると過去の失敗の記憶が蘇る、という人がいます。
他にも、営業を頑張ろうと思うけど、過去に断られた経験があり、どうしても恐怖感が出てしまう、と言う人もいます。
私も実は、英検1級は難しい、というトラウマがあります。これは子供の頃中高校生頃のトラウマと思います。
こうしたトラウマというか、記憶が行動を妨げる人は多いようです。
企業の研修講師からもそのような話を聞いています。
これは何かと言えば、信念と連動しているような気がします。つまり、成績を上げるために勉強を始めると、頭の中で、どうせ無理だよ、あのとき頑張ってもダメだったじゃん、無駄な努力なんか止めて遊びに行った方がいいよ、という心の声が聞こえるのでしょう。そして、自分はだめなんだ、という信念に従って行動し、勉強を止めてしまいます。
営業でも同じでしょう。あのとき、ひどい断られ方をした。自分は営業能力がない人間なんだ、と信じ込んでいたら、それが態度にも出て、とても買うきになれないでしょう。
こうした失敗の記憶は、自分の自信を弱めてしまいます。
失敗の記憶よりも、成功の記憶の方が多い人は成功が当たり前なので、今度いい成績を取るために勉強しなくっちゃ。これまでうまく行ったのはあの勉強法とあの勉強法でやったときだから、今回もそのやり方をやろう。しかも、さらに改良してもっと上を目指そう、となります。
しかし、過去に頑張っても成績が悪かった生徒さんの場合は、私はいくら頑張ってもこのくらいの人間なんだ、と思って、それに見合った努力しかしません。するとそれに見合った成績となり、自分のレベルはこれくらい、という信念どおりの結果となります。
要は、信念が現実を作り出しています。ですから、成績を変えるには信念を変えるしかありません。
信念を変えるのは難しいことではありません。ちょっとしたやり方を知っていれば誰でも信念を変え、成績(偏差値)を飛躍的に伸ばすことができます。
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