イメージングかインカンテーションか?
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2018/02/07
アンソニー・ロビンズの会社のシアトル支社の元副社長をやっていたコーチのマイケル・ボルダックは、インカンテーションが一番重要、と言ってました。彼はトランポリンでぴょんぴょん飛びながらインカンテーションを20分~1時間30分位やるそうです。そうするとセールスがかなりの確率でうまく行くそうです。
他の方で、アンソニー・ロビンズのDWDに毎年のように行っている人も、トランポリンを使ってインカンテーションをすると売り上げが上がる、と言っていました。トランポリンは安いものなら3000円位からあるので、3000円で売り上げが上がるなら買わない手は無い、と言ってました。
インカンテーションでは、セールスが取れる、成約が取れる、というような言葉を繰り返し自分に言い聞かせ、それまで、そんなこと無理、と思っていたことでも、できるような気になるまで宣言の言葉を繰り返します。そうすると、自分にはセールスで売るなんて無理、と思っていても、だんだん売れるんじゃないか、絶対売れる、という感覚になっていくそうです。
実際、マイケルボルダックは上の手法で成約が取れる、と確信してからセールスをした場合、ほとんど成約が取れたそうです。ただし、元々お金がない人とか、物理的な制約のある人は無理だったそうですが。
インカンテーションを説明の際、マイケルはあまりイメージングの話はしていなかったような記憶があります。コーチングの講座なのでそうだったのかも知れませんが。マイケルボルダックはビジュアル(視覚)よりも、聴覚の方が優れているのかも知れません。私はどちらかというとイメージング派です。
ただ、マイケルもビジョン・ボードの話はしていたので、イメージングが重要なのは間違いないと思います。
とはいえ、いつもイメージングしていては仕事とか勉強にならないです。そこで、普段の仕事をしながらできる目標達成の技術が必要になります。それがインカンテーションと私は考えています。
インカンテーションにより、自分の意識のフォーカスを自分の目標に向けることができ、さらに成功を引き寄せることも可能と思います。
また、単純作業をしているときにインカンテーションをすることで、潜在意識にインプットすることもできます。
インカンテーションとは、感情を込めたアファーメーションです。ですから、目標を達成した感情を感じながらインカンテーションすることで、ある種、イメージングと同じような効果があると私は考えています。
道を歩きながらイメージングするのは危険ですが、インカンテーションなら口でぶつぶついうだけでいいので、歩きながらでもできます。声に出さず、心の中で言うのであればいつでもできますね。しかも、否定的なセルフトークを封じる効果もあります。
そういう意味ではイメージングとともにインカンテーションも非常に効果があります。
子供時代に親が植えつけるリミティング・ビリーフ
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2015/03/22
子供の頃は親の存在が絶対で、親の言うことは無条件に信じてしまいます。
親の考えに対して、論理的にあなたは間違っている、と言える子供は少ないでしょう。
親に反抗したとしても、本心では親の言うことを本当と信じるのがほとんどと思います。
私は親から、兄のやることは何でもマネをしろ、と言われました。そこで、子供心にちょっと頭にきて、兄の悪いことばかりマネしていました。そしたらある事件が起きてこっぴどく怒られましたが、さすがに、そこで、父さんが兄のやることは何でもマネしろ、と言ったからだ、とは言い返せませんでした。さらに怒られる、と思ったからです。
これは少し反抗していますが、それでも、親の言うことは頭の片隅に残っていて、その後も様々な影響を与えました。ただ、兄のマネをしていると、兄からはついてくるな、マネするな、と言われ、混乱した記憶もあります。
こういうとき、マネすべきところはマネし、マネすべきでないところはマネすべきではない、という当たり前の常識に気づかず、親の言う通りに考えてしまうのが幼児期の特徴だと思います。
親がいないと生きて行けないわけですから。
私が直接見てきた女性にも、子供の頃、あなたはおねえちゃんなんだからしっかりしなさい、と幼児の頃から言われ、あまり親に甘えられず、3歳位のときに下の子ともをおぶって10キロ位の山道を歩かされた、という体験を持っている人もいました。
本心では、「私は子供なんだよ」「もっと甘えさせてよ」「育児放棄だろ」と思っていても親にそんなことは子供は言えませんし、言葉にもできないかも知れません。
そうした、おねえちゃんだから、下の子の面倒をみなさい、とか言われて甘えられないで育つと、男性にも甘えられず、結婚が遅くなったりするおそれもあり得ます。
こうした形以外でも、例えば、親が世の中は間違っている、悪いことをしているヤツらがおいしい思いをしている、ということを親が言っていたら、子供は世の中は間違っている、という信念を持ち、世の中の矛盾に過剰に反応して、上司のちょっとした問題に対して反抗し、出世することも難しくなるかも知れません。
親が言っている一言一言が子供の潜在意識に入り、その子供の人生を創り出します。そういう意味で、親は子供にかける言葉は自分の世の中に対する恨みからではなく、世の中をより良くする人間になれ、という思いから、理想的な話をするのがよいと私は思っています。
そして、そうした正しい思いを持つことでお子さんが天才に育ちます。
潜在意識が邪魔をする ホメオスタシス
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2015/02/14
何か新しいことをやろうとすると、潜在意識が妨害することがよくあります。
今のままでいい、変わりたくない、という現状を維持したい自分がいて、それが進化するのを妨害するわけです。
苫米地英人さんは、これをホメオスタシス(恒常性)と名付けています。もともとは生理学の用語で、体のバランスを保つ働きのことで、ホルモンバランスを一定に保つ仕組みを言います。
特に、うまく行きそうなときほど、この潜在意識が暴れ出す、という人もいます。
例えば、初めてパラシュートを付けてスカイダイビングするときは、潜在意識が邪魔をすることがよくあります。
どうしても飛び降りられない人がいたりします。
それは潜在意識が今のままで変わりたくない、ということを主張しているわけです。
しかし、それは大きなチャンスです。
潜在意識が邪魔をすればするほど、それが有効であると考えてよいです。邪魔をしてくるということは、非常に大きな変化が起こる可能性を意味しています。邪魔の程度が大きいほど、変化も大きいです。
だから、自分の心の中の声が、そんなのやってもどうせ無駄だから止めとけ、というようなら、それはチャンスととらえて、チャレンジすべきでしょう。
後ろ向きな声に耳を傾ける必要はありません。
常に進化することを恐れず、潜在意識が止めろ、ということほど果敢にチャレンジすることでより高いステージに進めるでしょう。
そうした潜在意識が止めているのを解除して、行動するのに、コーチングはとても有効です。
コーチングにより、自分を制限している信念を見つけ出し、そのリミティング・ビリーフを解除することで、心のブレーキを外すことができます。さらにうまく行くと、リミティング・ビリーフがエンパワーリングビリーフ、つまり力を与える信念に変化します。これまでブレーキの役目をしていたものがアクセルになります。
こうなると、ものすごい勢いで行動できるようになります。猛烈に行動するようになります。そうなれば、成功は時間の問題です。
ぜひあなたもコーチングにより、心のブレーキをアクセルに変えて、最短で目標を達成しませんか?
アンソニー・ロビンズのDWDのインカンテーション
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2014/12/14
アンソニー・ロビンズのDWD(date with distiny 運命とのデート)では、ストーリーの書き換え、ルール、価値観の順番の書き換えなどとともに、プライマリークエスチョンとインカンテーションも学びます。
プライマリー・クエスチョンとは、いつも自分にしている質問です。
例えば、
「私はどうしてこんなに運がないのだろう?」
「僕はどうして勉強ができないんだろう?」
などという質問を自分にしていると、そうか、●●だから運がないんだ。●●だから勉強ができないんだ。という答えが出て来ます。すると運が無い、勉強ができない、という信念に理由を与えてしまいます。そしてさらにその信念が強化され、その信念を証明するように行動してしまいます。
こういう場合は、どうしたら運が良くなるんだろう?
どうしたら勉強ができるようになるんだろう?
という質問をすれば状況を改善する答えが出て来ます。
このプライマリークエスチョンとともに、インカンテーションもとても有効です。インカンテーションが一番使える、という人もいます。
アンソニー・ロビンズのDWDでは以下のようなインカンテーションを教えているようです。
Now, I am the voice.
I will lead, not follow.
I will believe, not doubt.
I will create, not destroy.
I am a Force for Good.
I am a Leader.
今、私は(神の)声である。
私は導く。従うのではない。
私は信じる。疑うのではない。
私は創造する。破壊ではない。
私は神の力である。
私はリーダーである。
インカンテーションと潜在意識とコーチ
インカンテーションとは、感情を込めてやるアファーメーションである、ということを以前書きました。
しかし、アンソニー・ロビンズはトライアド、つまり、体感覚、言語、フォーカスの3つを変えることで人の感情の状態を変えられる、と言っています。
だとすれば、感情を込めてやるアファーメーションの際には、体の動きも付けて行うのがより効果的です。
この際、自分に力を与えてくれる動きをします。これをパワームーブと言います。
このパワームーブ(power move)をしながら、感情を込めてインカンテーションすることで、潜在意識に入っていきます。
私は営業の天才である。そして営業がうまく行くためならどんなことでもやっている。
等と自分のお気に入りのパワームーブとともにインカンテーションします。
この際、できれば大声で叫ぶのがよいですが、隣近所も近い日本では大声でそんなことを叫ぶと、うるさい、と怒られるかも知れません。
ですから、例えば、朝早くに河川敷にでも行って全力で叫ぶのもよいかも知れません。
しかし、小さな声であっても権威ある声で言えばよい、という説もありますから、自分を説得できるのであれば小さな声でも大丈夫です。
要は、自分を説得、ナポレオン・ヒルはこれを深層自己説得と呼んでいましたが、自分を説得できればよいわけです。自分を説得とは、そんなの絶対ウソだ、ではなく、もしかしたらそうかも知れない、と思えるようになることです。
ですので、インカンテーションは自分に一番会ったやり方でやるのが良いと思います。
しかし、自分でインカンテーションのやり方がわからない、自信がない、という人はコーチをつけて一緒にインカンテーションを作るのもお勧めです。
インカンテーションを教えるコーチは以下からお問い合わせ下さい。
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