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    楽して儲かる?

    2013/05/08

    ちまたには、初心者でも素人でも何の苦労もなく一瞬で何千万円も儲かる、というような広告があふれていた時期がありました。

    そして多くの人がそういう情報商材を購入しても稼げず、いわゆるノウハウコレクターになって行きました。

    そのような広告を書いた人に聞くと、赤ん坊に薬を飲ませるときに、苦いよ、というと飲まないので、甘いよ、と言ってウソを言って飲ませる。それと同じで大変な苦労をしなければ儲けられない方法でも最初にやらせるために、ウソを言って勧誘していい、という考え方をしているそうです。

    それを正に詐欺と呼ぶのだと思いますが、上のように言って詐欺を推奨している起業家が今もいます。そういう詐欺を取り締まる法律をしっかり作って欲しいものです。

    それとともに、楽して儲ける、という発想はやめた方がよいです。

    藤田晋サイバーエージェント社長の起業家という本がありますが、藤田晋社長がアメーバを黒字化するために取った方針は、利益を見ないでページビューを増やすことだけに集中することでした。

    利益を見ると赤字なので止めてしまいたくなります。

    しかし、ページビューが30億を超えれば広告の仕事が増え始めるので自然に利益が出るようになります。

    そこで藤田晋社長は、すべてをページビューを増やすことに集中し、収益は見ないことにしました。

    それが功を奏して、30億ページビュー、100億ページビューと伸ばし、予定どおり2年でアメーバ事業を黒字化しました。

    これはたまたまホリエモンこと堀江貴文ライブドア元社長が逮捕され、ライブドアブログが人気が無くなる時期と重なったため、うまくアメーバブログが伸びていきました。

    このように短期の利益を求めているとできることもできなくなります。

    短期間で儲かる、簡単に儲かるという甘い言葉に乗せられず、しっかりと地に足をつけて、これをやればいずれ必ず儲かるという仕組みを地道に作った人が成功するのだと思います。

    お金を追いかければお金は逃げていく、というのもこのようなことを意味するのではないかと思います。お金を求めず、他のことを求めることで結果的にお金がついてくるというのがよいのではないかと思います。

    卓越の戦略と利益追求

    2013/04/26

    先日ある外国人のセミナーに参加したのですが、そこで渡されたテキストの翻訳文は非常にわかりにくく、読みにくいものでした。そこで、何人かの参加者がセミナー中にも翻訳が悪い、とクレームをつけたようです。

    その後も、参加者と主催者のやり取りがありました。

    参加者:翻訳がわかりにくい。翻訳を改訂して欲しい。

    主催者:やる。必ずやる。

    参加者:原文が欲しい。それも主催者のフィルタのかかってない編集していないものが欲しい。

    主催者:編集したものを5万円で販売開始。翻訳の改訂版はいつになるかわからない。

    これでは、誤訳は5万円で原文を購入して顧客にチェックしてくれ、と言っているようなものでは?本来は主催者側で原文と翻訳文を照らし合わせてまともな翻訳文を作るのが筋で、その労力を参加者に転嫁し、さらに5万円を支払わせる、というのが筋だと思う。

    それに、原文が欲しいというのは、編集を経ていないものを希望しているが、主催者はそれではなく、編集したものを5万円で販売するという。編集したものは、主催者の解釈であって、何等かの誤解が含まれる可能性がある。それでは、高額セミナーに参加してもミスリードすることにはならないか?

    果たしてこれが本当に卓越の戦略と言えるのだろうか?それはおそらく顧客の解釈によるのだろう。

    売上アップと卓越の戦略を両立させるのは当然と思っていたが、主催者の姿勢は、売上>卓越ではないかと思ってしまう。私の知人の中にももう●●は卒業だな、返金を請求することも考えている、という人までいた。そういう意味では今回のセミナーは残念な面がかなりあった。

    そういう意味では今後、セミナービジネスの発展にも影響を与える事件であり、今後の推移を見守りたい。高額の参加費を払った参加者は納得するであろうか?

    ノウハウを購入するかマーケティング・コーチを雇うか?

    2013/04/23

    数年前から、情報商材という、誰でも簡単に大金を稼げる、というようなノウハウが販売されています。 しかしながら、それを買ってもほとんどの人は稼げないと言われています。 実際に稼げる人は、5%程度と言われています。

    その理由としては、実際に読んで実行する人が約2割、実行を継続する人がそのうちの2割程度で、最終的に、2割×2割=4分(4%)だから、等と言われています。

    本当に稼ぎたいのであれば、まずは自分で考えて何かをやってみて、どうしてもわからないことが出てきたら塾に入って個別指導を受けるのがベストと思います。

    例えば、セミナーをやったこともないのに、セミナーセールスの塾に入ったり、電子書籍を作ったこともないのに、電子書籍の塾に入ったり、FacebookをやっていないのにFacebook塾に入るようなことは慎むべきでしょう。その前にやるべきことがあります。

    しかしながら、自分で考えて、うまく行っている人をマネしてもどうしても同じようにできない場合があります。その場合には、塾に入るか、同じようなことをうまくやっている人のセミナーや懇親会に参加して直接疑問を聞くのがよいと思います。

    それが難しければ、マーケティング・コーチ&コンサルタントを雇うのもよいと思います。

    つまり、ノウハウを購入するのは、まずは、自力でやってみて、そのうえでうまく行かない部分を解決するために購入するならいいですが、全くのゼロからノウハウを購入するのはお勧めしません。それは畳の上での水練のようなもので、実行しないで本を読んでも身につかないからです。

    そんなことをするくらいなら、いきなり水に飛び込んで手足を動かして泳いでみた方がよほど力が付きます。もちろん、おぼれないようにちゃんと泳げる人と一緒に行く必要はありますが。 そして、何が難しいかわかってからノウハウを人に聞くといいと思います。

    要するに、課題がわかってなくて塾に入ってもあまり得るものはないでしょう。単にゼロから何かを学べばそれでよい、というのであれば、それでもよいでしょうけど。あるいは、何が何でもこの塾で稼いでやる、という非常に強い気持ちがあれば稼げる場合もありますが。

    これはコンサルティングやコーチングでも同じことで、自分でやってみて、どこがうまく行かないかを明確にできていればその問題点を解決する知恵を出せばいいので解決しやすくなります。 まずは、自力で解決策を探ってみて、それでもどうしてもうまく行かないで、煮詰まってきたら、マーケティング・コーチやコンサルタントを雇えば、いいと思います。

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