コーチは専門分野を深めることが他の分野もレベルアップにつながる
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2015/04/24
コーチは、質問するのが仕事ですから、質問のパターンさえマスターできれば何でもできる、というのが現実ですが、圧倒的な結果を出すには、やはり、専門分野を持つべきではないかと思います。
例えば、
スポーツでオリンピックで優勝させるのが得意なコーチ
恋愛で結婚率が非常に高いコーチ
受験勉強で合格率の高いコーチ
お金儲けで圧倒的な実績のあるコーチ
などなど
そうした実績があれば、クライアントは安心してそのコーチに依頼することができます。
また、そのコーチング手法を自分に適用して成功しているコーチは信頼されるでしょう。逆に自分自身も成功していないコーチが他人をコーチしても疑いの目を持って見られるような気がします。
そういう意味でもコーチ自身の成功体験も重要ではないかと思います。
成功は成功の上に築かれる、といいますから、コーチが成功するためには、コーチ自身も成功体験をする必要があるわけです。
もし、成功体験がないのであれば、セルフコーチングで一点集中して何かブレークスルーするのがよいと思われます。
今の自分に最も必要なものを見つけ、それに集中して目標を達成することができれば、コーチングスキルだけでなく、コンサルティングもできるようになるでしょうから。
私もコーチを雇っていましたが、3人雇って2人は全く成果が出ず、1人のみ圧倒的な成果が出ました。相性もあると思います。そのコーチが本当にあなたの成功を望んでいるのか、あるいは、自己重要感を満たすためにコーチをやっているのか、そのあたりを見極めることも必要な気がします。
目標達成、成功を加速させるコーチング
コーチングといえば、10年前はコーティングと間違えられたりしていましたが、今ではすっかりコーチングスクールも有名になり、コーチの資格を持っている人もたくさんいます。
しかしながら、コーチとして成功している人はまだそれほど多くありません。
それは、腕のいいコーチがいないのか、あるいは、コーチを雇いたい人が少ないからなのか、あるいは両方が原因なのでしょう。
腕のいいコーチが成功を加速させ、例えば会社の売上を何千万、何億も増やしたら、そのコーチは引っ張りだこになるのではないでしょうか?
あるいは、そのコーチに習えば、東大理科3類(医学部)にも必ず入れる、というコーチがいたら、いくらでもお金を出す人はいるでしょう。
また、スポーツでも、そのコーチにつけばオリンピックや全日本で優勝できるなら、いくらお金を払ってもそのコーチを雇いたくなるでしょう。
しかしながら、今の日本ではまだ、そうした成功事例が少ないのかも知れません。
私の場合は、あるコーチをつけて利益が15倍に増えましたが、それで目的を達成したので継続はしませんでした。
でも、もっと続けていたら、もっと利益が増えていたかも知れません。
また、私が教えた生徒は成績が4割~9割以上も上がりました。彼らもコーチングを続けていたら東大も楽勝で合格できたでしょう。
つまり、今の日本ではまだコーチングに対する期待度が低いのかも知れません。
コーチをつけるメリットを十分にわかっていないのかも知れません。
しかし、コーチを付けることで、例えば月数万円でも収入を上げられるとしたら、一生で見た時、どんなに大きな価値が得られるのでしょう。年間で数十万円、10年で数百万円の価値があります。そのために3カ月、月3~5万円を支払わない、というのは意味が分かりません。
コーチングをすれば、夢に確実に近づきます。そして、自分を制限している信念に気づき、そのブレーキをアクセルに変えることができます。これは一生役に立ちます。
そういう意味では、一生のうち、一時期でもいいので、コーチングを受けて、成功を加速させるべき、と私は思います。あなたもコーチングで夢を実現させませんか?
上西小百合議員が衆議院本会議の予算採決を欠席して旅行?
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2015/04/04
維新の会の衆議院議員上西小百合氏が、3月13日の衆議院本会議の予算採決を欠席して旅行に行っていた、という報道があります。
真偽のほどはともかく、国会議員として最も重要な予算の採決に、遊びに行くために欠席したとしたらあまりに国会をナメているとしか思えません。議員辞職が相当でしょう。
上西小百合議員は2007年神戸女学院大学文学部卒業後、2007年4月日新火災海上保険、 2012年11月阪南理美容 を経て2012年12月衆議院議員に当選しています。1983年生まれですから、29歳という若さで当選し、まだ独身です。
若くして国会議員に当選し、しかも、自分の実力というよりも維新の力で比例代表で当選し、能力も十分でないのに先生と呼ばれて、自分の力を過信し、油断があったのかも知れません。何をしても自分なら大丈夫、というような。
しかし、そういうおごりは何かのときにバレて強烈なしっぺ返しが来ることでしょう。
実力以上の幸運で成功したときは、感謝し、初心に返って真摯に努力するべき、と思います。それこそ、ぞうきんがけみたいな仕事を一生懸命やるべきでしょう。
今回議員辞職を免れても次回の比例では順位を落とされる可能性が高く、次期も当選する可能性は低いでしょう。
自分のミッションとして国会議員になり、国をよりよくしようという気持ちがあれば、予算採決の本会議を欠席するというのはあり得ません。
おそらく、大臣になってこういう政策を実現して、国をどうしよう、というビジョンも無かったのでしょう。
志が低い人がたまたま世間の流れに乗って国会議員に当選する、という流れがここ数年出てきているように思います。
政党も若くてきれいだから当選しやすい、という人選をしていたかも知れません。
オリンピックのスポーツ選手や芸能人が当選するのと似た面があります。そういう人達は国会でやりたいことがあれば別ですが、やりたいこともなく、何かに貢献することもできないで国会に出席するだけでは毎日がつまらないと思います。だからと言って予算案採決をサボって恋人とホワイトデーの旅行に出かけるのは言語道断ですが。
政党にしても、本来国会議員になれるだけの知識・経験がなく、志の低い人を立候補させ、当選した場合には、十分な研修をしてふさわしい能力を身に付けさせるべきでしょう。
そのあたり、維新はまだ教育体制が不十分なのかも知れません。
有権者としては、本当に実力があり、国のかじ取りを任せられる人に投票したいものです。それには、有権者も自分の意見をしっかり持ち、お上に対してもきちんと文句を言えるだけの信念を持つ必要があるように思います。そのような信念が戦後の日本にはなくなり、自分のことだけを考える風潮が上西小百合議員のような自覚のない国会議員を生み出すのかも知れません。
自分なりの信念体系を構築し、世の中をよりよくしたいものです。
そのような信念体系としては、仏教でも、キリスト教でも、あるいは、成功者の成功法則(アンソニー・ロビンズやスティーブン・コビー博士など)のようなものでもよいと思います。自分なりの生き方、人生の目的、ビジョン、ミッションをしっかり持ち、それに従って行動すれば世の中がよりよくなるはず、と思います。
それがわからない人はコーチを付けるのも一つの解決方法でしょう。
サントリーvsアサヒビールの特許訴訟の行方
サントリーとアサヒが特許訴訟をしているようです。
以前は、食品業界ではあまり特許訴訟は無かったと記憶しています。特に、ビール業界は4社しかなく、いきなり訴訟するような関係ではないからです。
しかし、今回は訴訟になりました。お互い譲らず、和解ができなかったということでしょう。コミュニケーション力が低かったのか、あるいは、確信犯なのか・・・
今回は、サントリーが持つ組成物特許をアサヒの製品が文言的には侵害しているようです。アサヒとしては、特許が無効、と主張しています。
この場合、特許が有効であればサントリーが勝つでしょうし、特許権が無効になればアサヒgかつことになります。
特許の先行文献は多数ありますから、特許庁も全部までは見切れません。多くの場合は日本語だけの文献調査しかしません。
でも、例えば、ドイツの小さな町の図書館にはサントリーと同じ発明が書かれているかも知れません。
あるいは、ミュンヘン工科大学等の文献を調査したら、サントリーの特許を無効にできる資料があるかも知れません。
とはいえ、時間との戦いの面もあるのでアサヒがどれだけ反論材料を集められるか?に注目しています。
海外では無効資料に懸賞金がかけられたりします。多い場合は500万円位の懸賞金が出るようです。
アサヒも無効資料、文献を見つけた人には、アサヒの製品10年分とかを懸賞品としてやればいいかも知れません。
海外のビールの大学教授等なら簡単に見つけられるかも知れません。
マーケティングも重要ですが、新製品が他社特許を侵害していないか、十分調査しておく必要があります。
マーケティング・コーチである私はこうした特許関係も得意です。特許戦略も含めてマーケティング戦略をコーチング&コンサルティングしますので、とてもお得だと思います。
マーケティング戦略をコーチングで引き出すには
マーケティング戦略は、理論的には、全社戦略の一部です。
しかし、マーケティング部は全ての部署とつながるため、マーケティング戦略が全社戦略とも言えます。
マーケティングと広告、営業は近いように考えられますが、商品開発の最初のステップでもマーケティング戦略は極めて重要です。
つまり、売れる商品のコンセプトを作るのもマーケティングです。
そう考えると、マーケティングは、商品の誕生から販売終了までの全ての部分に関与しています。
言わば、マーケティング部は全社のハブとしても機能するわけです。
そして、そのマーケティングの戦略、戦略マーケティングは、他社とどう戦い、競争優位性を獲得するか?というのが過去の戦略マーケティングでした。つまり、他社をどう打ち負かして自社の優位性を獲得するか、というウィンールーズ(win-lose)の考え方でした。
最近のハーバード戦略教室では、マーケティングとは価値を生み出し続けるシステム、と定義しています。他社を見るのではなく、顧客に与える価値を最大化する、というわけです。
そうすれば、他社との競争よりも、お客様に役立つ商品が作れ、マーケットは無限大に広がると思います。
そして、このような価値を高めるやり方は、まさに自己啓発やコーチングのテーマでもあります。自分を成長させ、他者に貢献するためにはコーチングを受けて見られることをお勧めします。
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