マーケティングと宝地図
マーケティングには、自分の商品を押し出すプロダクト・アウト型と、マーケットの需要に応じて製品を作るマーケット・イン型の製品設計があります。
一般的には、マーケット・インの方が原則と考えられています。市場のニーズに合わせて製品を開発すれば必ずニーズがあるからです。
しかしながら、消費者も気づいていない潜在ニーズというものも存在します。
そのあたりをうまくとらえて製品化したのがスティーブ・ジョブズ等で、人の意識にはまだ登ってないけれど、完成品を見たら、あ、こういうのが欲しかったんだ、という商品もあります。こうした商品の方がヒットしやすいと思われます。消費者は自分の本当のニーズ・ウォンツに気づいていないケースもありますから。
プロダクト・アウト型のプッシュ型マーケティングの場合は、マーケッターの意思で市場を創り出す、という面があります。ですので、そういう場合は宝地図が役に立つのでは?と考えています。
宝地図は、ドリーム・マップ、ビジョン・ボード等とも言われ、紙や板に夢の写真を貼りつけてみることで自然に実現するというとても簡単な夢実現方法です。
コーチングでも宝地図を作る場合もあります。多くの自己啓発でもビジョン・ボードでの成功例が出ています。
そういう意味ではマーケティングで成功したい場合も宝地図をマスターするのがよいでしょう。
宝地図(ドリーム・マップ、ビジョン・ボード)と夢実現
宝地図という、夢の写真を貼って眺めているだけで夢が実現する、という方法があります。
これは、夢の写真を貼ることで、夢が単なる想像よりも明確になり、また、毎日見ることで潜在意識に入りやすいので夢が実現する、という原理と考えられます。
夢実現のための宝地図は、元々はtreasure mapとして、1929年頃にアメリカのノーチラスという雑誌に載ったそうです。
日本では1980年代後半のジョゼフ・マーフィーの潜在意識の翻訳書にも書かれています。
ちょうどその頃望月俊孝氏が宝地図というものを作ったようです。それにより望月氏は6000万円の借金を3年で完済し、さらに家まで建てた、というのですからすごい成果です。
スポーツ選手で宝地図に似たようなものを使用している選手に、卓球の平野さやか選手がいるそうです。彼女は夢の手帳を作って眺めているようです。それで全日本チャンピオンまではなれました。しかし世界の壁は厚いようです。
宝地図に関するセミナーが7月20日(土曜日)東京銀座で開催されます。ご興味のある方はこちらをご覧下さい。
宝地図とマーケティング・コーチ
マーケティング・コーチは目標達成を助けるものですから、夢実現ツールを使うのは当然のことです。
ですから、ドリーム・マップ、ビジョン・ボード、宝地図、と言った、夢実現ツールはツールとして使用する場合もあります。
実際、マイケル・ボルダックのコーチ認定講座でも、ドリーム・ボードの解説が含まれていました。
ですので、マーケティング・コーチの過程で、宝地図を作ることを勧める場合もありえます。
私は、宝地図ナビゲーターという資格を持っており、宝地図の作り方や活用の仕方のプロでもあります。
そして私が行った宝地図セミナーに来た人は100%の人が夢を実現、ないし、実現とほぼ同じ成果を出しています。
そういう意味では、私はマーケティング・コーチでもありますが、宝地図とそのコンサルティングだけでも夢実現、目標達成を可能にすることができます。