傾聴と質問とティーチング
コーチングでは、ティーチングしてはならず、相手から聞くだけ、という流派もあります。その場合は、こちらからは基本的に意見を言わず、ただ、質問して傾聴するだけで相手に自分で気づかせます。
そういう流派もあれば、アンソニー・ロビンズのようにかなりコーチがティーチングやコンサルティングをしてクライアントを導くコーチングもあります。
どちらも効果は出るようですが、私としては、個人的には、傾聴してくれて、自分が自分の潜在意識とつながって、深いところからの言葉が溢れだすようなコーチングが好きです。
ティーチングやコンサルティングが多いコーチングだと、自分の気づきが少なく、リミティング・ビリーフが外れにくいように思います。
コンサルティングをしても効果がないのは、精神面が変わってないからで、そういう場合にコーチングも組み合わせると一気に効果が出る場合があります。例えば、一気に売り上げが伸びることがあります。
そういう意味で、コーチング、ティーチング主体のコーチングよりは、やはり、質問を主体として、自分で気づかせて変容させるコーチングの方が効果が高いような気がしています。