パキスタンの11歳の少女がオンラインで学習
-
2014/05/24
インターネットが世界で4番目に普及していると言われるパキスタンでは、インターネットを活用した学習が盛んになっている。
それも、自国内だけでなく、海外の有名大学が提供している講義を受けて勉強を進めているようだ。
中には11歳位で大学並みの知識を持ち、10代で米国の大学から准教授のオファーをもらった女性もいるという。
これは数学や物理学のような経験が不要な学問だが、その気になれば、そのくらいのことは可能なのかも知れない。
今後は、欧米だけでなく、パキスタンのようなアカデミックでは目立たなかった国から秀才がどんどん出てくるかも知れない。
パキスタンは隣がアフガニスタンであり、テロ事件も頻繁に起きていた。そんな危険な国から出て行くには、学問をしてアメリカ等に移住するのが一番いいのだろう。生命の危険を避ける意味でも。
そういう意味でインターネットの普及が、テロで命の危険のある子供たちを自由な新天地に行かせるチャンスを与えている。
教育を普及させることはそういう意味でも世界をよりよいものにすることにつながると思われる。
常に素晴らしいこと、自分に力を与えてくれる意味づけにフォーカスする 10日間メンタルチャレンジ
-
2014/05/24
アンソニー・ロビンズの10日間メンタルチャレンジも半分が過ぎた。その過程で、不快なことや、イライラすることにもフォーカスしなくなったので、ほとんど嫌な感情を感じなくなった。
それはそれで大進歩だと思う。が、それは不快なこと、イライラすること、腹が立つことに出会ったら、すぐに他のことにフォーカスを移すことで、いわゆるくさい物にふたをしただけではなかろうか?
MBA等で習うクリティカル・シンキングでは、問題があれば、その問題の本質を探す質問をする。それは不快なことにフォーカスを当てて、その本当の原因が何かを探り出し、本質的な原因に対して手を打つことで根本解決を図るものである。
例えば、こんな人がいた。司法書士受験生の20台後半の女性である。その女性は母親と同居していて、勉強しているのだが、母親からいろいろ妨害を受けたり、会社でもちょっと独特な立場にいた。根本的に解決するには、その家から出ればよく、それをアドバイスしてくれる友人もいたのだが、それを断り、母親の家にいてやりにくい勉強をしていた。
私は彼女に受験勉強の成功法則を教えた。しかし、いくらあらゆるノウハウを使ってもなかなか合格できなかった。そして、そのうち、彼女は母親と仲直りし、その結果司法書士試験をやめて別のもっと現実的な試験を受けることにしたそうだ。
このケースの本質的な問題は、彼女は母親を困らせたかった、母親を恨んでいた、ということだ。だから、司法書士試験にあっさり合格してはいけなかった。母親に迷惑をかけ、かまってもらいたかった、というのが本質なので、わざと合格できない難しい試験にチャレンジし、母親に迷惑をかける人生を選んだ、というわけだ。
それならいくらいいテクニックを教えても、本心では合格したくないわけだから、合格できるわけもない。
こういう風に、悪いことにフォーカスして、その本当の原因を探れば、本当の原因を解消できるので、根本的解決が図れる。これは、トヨタの5つのなぜ、等ビジネスでいえば基本中の基本ではある。
では、問題が起こったとき、本質を探す質問をすることはネガティブにフォーカスしていることになるのだろうか?
いや、そうではないだろう。解決策を探すために、問題の本質を探る質問をするのであれば、やはり解決策にフォーカスしていると思われる。
ということで、問題が起きても、単にそこから目をそらすのではなく、問題の本質を直視し、本質的な解決策を探るのも、10日間メンタルチャレンジの一つのやり方だろう。
その際、問題を直視する場合でも、感情はピークステートに保ってやればいいのだと思う。
小保方晴子理研ユニットリーダーが若山照彦山梨大教授を批判
-
2014/05/24
STAP細胞捏造疑惑の小保方晴子理研ユニットリーダーが、論文の写真の取り違えについて、その実験部分は若山照彦山梨大教授の担当だった、と批判しているようです。
しかし、若山教授は、Natureに論文が投稿される頃には既に山梨大に移っていて、論文の責任は筆頭著者の小保方晴子さんに全面的にあるはずです。それに、テラトーマの作成部分は若山先生がやったはずで、その部分の写真に他の写真を使ったのは小保方さんなので、若山先生の担当、という議論は失当と思います。
そして、若山照彦先生の責任、というのであれば、Natureの論文は取り下げるべき、とも思います。論文の内容を自己批判しているわけですから、疑義のある論文を取り下げるのは当然でしょう。
それに、本当の科学者であれば、再現性がない、と言われたら、その研究室にやり方を教えに行くでしょうし、ウソだと言われたら、すぐに海外の他の研究機関に行って実験して証明するでしょうね。それをせず、いくら他人を批判しても信用回復にはつながらないでしょう。
サイエンスの世界にいる人ではないような気がします。根岸英一先生(2010年、ノーベル化学賞受賞。パデュー大学特別教授(H.C. Brown Distinguished Professor of Chemistry))も小保方さんは科学の世界にいてはいけない人、と言っていました。
サイエンスの世界にウソをつく人はいらない、と私も思います。
アンソニー・ロビンズ風にいうと、これで終わってはネガティブにフォーカスしている、と言えるのかも知れません。そこで次の質問をします。
1.この問題のすばらしい点は何だろう?
科学の世界ではウソをつけばこんなに叩かれる、退場させられる。科学は真実の世界でごまかしがきかない。そういう意味では科学はやはりすばらしい、と気づかされた。法学等文系の科目だと言葉の遊びでいくらでもごまかせるが、科学はデータに基づいて議論するので、ウソがつけない。そういう世界にしばらくいた元研究者としては、科学を冒涜するような行為をする人は科学界から退場するのが当然と再認識できた。
2.まだ完全でない点は何だろう?
まだ完全でないのは、どうしてねつ造が起こったのか、なぜ、そんなことをやっても平気な人がいるのか、が解明できていない。ねつ造をやっても悪いことと思わない人が科学界に入ってこないように万全な対策をしてほしい。
トニー・ロビンズの発見 人生に失敗はない
トニーの、人生を変えた贈り物、という本に、こんなくだりがある。
私は失敗についてあることを発見した。それは
人生に失敗はない
ということだ。
これは発見なのか、仮説なのかは置いといて、人生に失敗がない、とアンソニー・ロビンズは考えている。
アンソニー・ロビンズの家庭はものすごく貧しくて、感謝祭の日にも食卓を飾るものはほとんど何もないような状態だった。
ところが、アンソニーが11歳のとき、いつものようにアンソニーの父親と母親が口論をしていると、玄関のチャイムがなり、大男が、お届けものです、と言って、七面鳥、詰め物、パイ、缶詰等ありとあらゆるごちそうを詰めたバスケットを届けにきた。アンソニーの両親は最初受け取ろうとしなかったが、男はお届けものです、と言って、アンソニーの腕にバスケットをかけ、感謝祭、おめでとう、と言って帰って行ったという。
この出来事にアンソニー・ロビンズは感動して、自分も大きくなったら同じようにしよう、と心に誓った。そして、18歳のとき、なけなしのお金を使って、2家族分の食糧を買い、困っているという噂のある家庭に届けにいった。
そこはメキシコ系プエルトリカンの家族の家で、旦那は数日前に家を出て行き、女性1人で6人の子供を育てていた。食べるものも何もなかった。そこへアンソニー・ロビンズが車から大量の食糧を運びこんだら、その女性は、アンソニーにキスの雨を降らせ、「あなた、贈り物、神様からの」と何度も言ったという。
アンソニーは何度も車を往復し、大量の食糧を運び込んだ。そして、最後の別れを告げ、車に戻ると感極まったそうだ。そしてそれがアンソニーの原動力になっているそうだ。その後もこの活動は続けられ、今では、全米とカナダの15万人の恵まれない家庭に食糧がバスケットに入れられて届けられている。
人生で苦しい時期もある。でも、そこを乗り越えれば、それが贈り物になる。だから人生に失敗はない、と言えるのだろう。
失敗のように見えても、それが次の成功につながる出来事であれば、それは失敗ではない。成功のために必要な過程なのだ。
アンソニー・ロビンズの10日間メンタルチャレンジ 5日目
もう半分の5日間が過ぎた。ネガティブな感情にフォーカスせずに生活できるようになっているのは間違いない。
昨日は、外国のお客さんから締切直前に非常に複雑な指示が来た。以前なら、なんでこんな直前にこんなにめんどくさい支指示を出してくんねん?アホちゃうか?とか思っていたものだ。
しかし、今回は自然とそういう気持ちにはならなくなっていた。別に腹も立たず、ただやるだけ、という心境になっていた。
ただ、これは外国のお客さんなので、特許庁に申請すれば期限の延長は可能である。だからもし間に合わなければ期限を延長すれば1カ月単位で延長できる。そういう意味では、if possible, file within dead lineということも記載されていたので、できれば、間に合わせてほしいが無理ならいい、とも書いてあったので、最悪期間を延長すればいいだけのことだ。
それ以外の気づきとしては、やはり、パワーアップクエスチョンは非常にすばらしい。自分が気分よくなり、ピークステートにするのに役立つ質問だ。この質問を毎日することでフォーカスがいいことに向き、前向きになれる。このパワーアップクエスチョンに自分なりの質問を追加することで、さらにパワーアップすることも可能だろう。
もっと言えば、朝、インカンテーションをやればもっとよいのではなかろうか?
そういえば、今日のニュースで、福島の原発事故を描いたマンガ、美味しんぼ、の鼻血の描写について国会で質問があり、鼻血には科学的根拠がある、という名誉教授や、鼻血のことを言っても科学的根拠がない、と最初から決めつける人には、私たちは本当のことは言いません、と美味しんぼを評価する人達のことが書かれていた。原子力問題は大きな金額の利権が絡んでいるために、ディスインフォメーションがいつもなされている。そんな中でこういう真実を主張する人もいて、それが報道されているだけでも大きな進歩だと思う。こうした真実の報道を見逃さずにニュースに載せることができるのもネットが発達したからだろう。
インターネットの発達にも感謝したい。トニー・ロビンズのセミナーに参加した人達のグループがなければここまで早く進化はできなかっただろう。全ての人の発現が学びになっていることにも感謝したい。