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アンソニー・ロビンズの自己啓発とジェイ・エイブラハムのマーケティング
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2015/05/15
アンソニー・ロビンズは一時期あまり経済的にうまく行っていなかったそうです。それを救ったのが、世界No1マーケッターと言われるジェイ・エイブラハムだそうです。そのため、アンソニー・ロビンズはジェイ・エイブラハムを呼ぶときには、サー・ジェイ・エイブラハムと、サーの称号を付けて呼ぶそうです。ジェイはアンソニーにそれほどの経済的貢献をしたのでしょう。
ただし、一説には、アンソニーを助けたのは、ハーブ・エッカーという説もあり、ジェイ以外の人の助けもあった可能性もあります。
アンソニー・ロビンズの集客からセミナーに誘導するやり方を見てみると、ジェイ・エイブラハムのマーケティング手法が随所に見つかります。
トニーのサイトに行けば、まず、無料音声ダウンロードがあります。これはフロントエンドにあたります。次に無料音声をCDでもらう場合には送料(500円程度)がかかります。その500円を払った場合、有料のコンテンツがオファーされます。
これは非常にうまいやり方だと思います。なぜなら、送料の500円を払ってもいい、という人は、お金を払ってもいい、という人だからです。そういう人は3万円の有料コンテンツを購入するでしょう。
そして、その有料コンテンツを購入すると、次はUPW (unleash the power within) というセミナーの割引券が付いてきます。確か5万円程度の割引券だったと思います。あるいは、5,6万円でUPWに参加できる券だったかも知れません。
そして、UPWは入口ですが、そこから、DWD (date with destiny)という約60万円のセミナーや、ビジネス・マスタリー、ウェルス・マスタリーなどのさらに高額のセミナーがあります。もっとも、DWDはオーストラリアの場合、2人で申し込むと早期割引なら80万弱だったと思うので、英語がわかる人は1人40万で、旅費を含めて60万円位でも受講可能です。この場合は通訳は通じないので、早口のトニーの英語を理解することと、周りのバディとの英語でのディスカッションが必要になりますので、相当英語に自信のある人以外はお勧めしません。
ただ、ちょっと不思議に思うのは、ジェイ・エイブラハムは最高で300万円のセミナーを開催しますが、アンソニー・ロビンズは最高でも100万ちょっとのビジネス・マスタリーしかありません。
アンソニー・ロビンズが300万とか、500万円のセミナーをやればもっとすごいことになるかも知れません。
とはいえ、アンソニーのプラチナ・パートナーは年間650万円ですから、これが最高の商品なのでしょう。これに参加すれば、世界中を旅行しながらアンソニーや世界最高峰の人達のセミナーが聞けるので効果のある人にはとても効果があるでしょう。
ともかく、自己啓発の成功法則を教えている人が経済的に成功しているとは限らない、というのが現実です。
成功を教えるコーチにも貧乏な人は大勢います。
そういう人は、ジェイ・エイブラハムのマーケティングを学んでみることをお勧めします。
そうすれば、経済的にも成功するノウハウが得られるでしょう。
最高の状態とはピークステートの状態?
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2015/05/13
自己啓発セミナーに行くと、大音量で音楽を流して、数十分間ダンスをして、ハイタッチ、ハグ、というまるでロックコンサートかと思うような派手なパフォーマンスをするのもあります。アンソニー・ロビンズやジェームズ・スキナーの流れを汲むセミナーはそういうのが多いと思います。
これはこれで変性意識状態を作りだし、セミナーでの教えが入りやすくするのでしょう。
しかし、例えば、昔の武士が真剣勝負をする際に、ダンスをしてハイタッチをして笑顔で勝負に向かうでしょうか?
昔のスポーツでは歯を見せるな、と言われていました。つまり笑っては勝てない、もっと怒れ、というわけです。
怒って戦うのと、笑いながら戦う選手がいたらあなたはどちらが勝つと思いますか?
よほどの実力差がない限り、スポーツ選手は必死でやっていれば、笑ったり怒ったりせず、静かに集中すると思います。
私が最高のパフォーマンスを発揮できたと思えるのは、資格試験のときでしたが、背水の陣、絶対に合格しかない、という胃が痛くなるような極度の緊張の中でした。
それまでは気軽に準備してのんびりした気持ちで資格試験を受けていましたが、合格した年は合格以外ない、という絶対的決断の状態でした。
そのときは、決してダンスをしてハイタッチをした後のようなウキウキする気持ではなく、絶対に何が何でも合格するしかない、というものすごい義務感のようなものがありました。
それが合格を引き寄せたと思っています。
つまり、非常に難しい目標を達成するには、ダンスやハイタッチの興奮状態よりも適した状態があるのではないでしょうか?その一つが、命がけ、命のやり取りをやる、真剣勝負のような気持ちではないかと思います。
このような張りつめた精神状態を維持するのは大変かも知れませんが、その方法についてはいずれ後日書きたいと思います。
新入生、新社会人がやるべきこと
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2015/05/02
中学、高校、大学、大学院の新入生は、新たな生活にも慣れ、少し落ち着いてきた頃ではないでしょうか?
また、会社に入った新入社員も集合研修も終わり、配属が決定し、既に配属されている人が多いと思います。会社によっては半年位研修をやるところもあるのでまだ研修中の人もいるでしょうが。
どちらにしても、環境が大きく変わったでしょうから、まずはその環境に慣れる必要があるでしょう。
そして、自分がやりたいことを決め、それを実現できる環境を作る必要があります。
と言っても、新入社員の段階で全く新しい提案をしても相手にされないので、上司から与えられた仕事の中で最大限の知恵を絞ればよいと思います。それ以上に他部署の改善策とかを出すのは、会社の全体の人間関係等がわかってからにした方がよいでよう。
新入社員の時代は、いい仕事をしても同僚とほとんど給料は変わりませんが、その蓄積は将来生きてきます。
というのも、新入社員時代でも点数が付いていて、ある一定の点数を超えれば係長、課長補佐、課長代理、課長、部長代理、部長、本部長などに上がれる仕組みにしている会社もあるからです。
ですから、すごくいい仕事をしても給与もほとんど上がらない、などと腐らずにどんどんいい仕事をして上司の評価を高めるようにすべきでしょう。
そうすれば、将来その上司が部長や役員になったときに上に引き上げてくれるでしょう。
新入生の場合は、自分のやりたいことを決め、それを実際に実現している人を先輩や同期の中から見つけるのがよいでしょう。
例えば、成績優秀者、スポーツの優勝者、芸術分野の成功者などを見つけ、その人を真似するのが早いと思います。これは新入社員でも同じことですが。
そして、非常に重要なのが人間関係です。上司や先生に嫌われたら成功しにくくなります。会社では昇進、昇格が遅れるおそれがあります。
そうならないためには、上司や先生の心を読み、気に入られるようにする必要があります。
と、言っても、おせじを言って、こびへつらい、ゴマをする必要はありません。
NLP(神経言語プログラミング)という最新の心理学を使って相手を思いのままに操り、自分の希望を通すことができるテクニックがあります。
これを使うことで会社での昇進も早くなるでしょうし、先生との関係もよくなり、成績も上がるでしょう。異性との関係も良くなるのでモテモテの人気者になるためにも使えると思います。
集中力、記憶力を上げて社内昇進試験や難関資格試験に合格するには?
勉強は大学受験が終わったらもうあまりやらない、という受験生も昔はかなりいました。
東大に入って一生懸命勉強しようとすると、東大に入ってまで勉強したくない、何のために東大に入ったんだ?と、大学で真剣に勉強するのをアホみたいに言われたこともあります。
大学に入ったらあとは遊びほうける、という考え方です。
確かに高度成長時代であれば、東大や京大、早稲田、慶応といった一流大学に入ったら、あとは遊びまくる、という学生が普通だったと思います。
しかし、1990年代から就職が難しくなり、90年代後半からは東大生であってもエントリーシートを500件出した、とかいう話も聞くようになりました。1980年代はバブルの時代だったので、就職は引く手あまたで1人で5社以上内定を取ることも珍しくありませんでした。
私のいた東大応用微生物研究所(現分子細胞生物学研究所)の人気講座では50社位からオファーがあり、より取り見取りの状態でした。奨学金付の就職先もいくつかありました。つまり博士課程まで奨学金を出すから博士を修了してから会社に入ってくれ、という申し出です。
それほど楽だったバブル時代と今は全く様相が変わり、大学で遊びほうけていては就職も難しい、という時代になったと思います。実際、東大生でも就職に苦労している人もいるようです。
そして、会社に入ってからもたくさんの製品があるので製品の勉強や、原料、製造工程等の勉強、知的財産の勉強など様々な勉強が昇進のために必須になっている会社も増えてきました。
英語でTOEIC750点以上でなければ課長になれない、という会社もあるようです。
社内昇進試験【筆記試験)にパスしなければ幹部になれない、という会社も増えてきています。
そういう意味で一生試験勉強をしなければならないというせちがらい世の中になってしまいました。
そうなると、勉強の集中力、記憶力が必要になってきます。
勉強の集中力を増し、記憶力を高めるにはどうすればよいのでしょうか?
その方法はこちらに書いてあります。大学受験だけでなく、会社の昇進・昇格試験やTOEIC, TOEFLにも使えます。
マーケティングをマスターして起業するには?
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2015/04/25
マーケティング・コンサルタントという人達は世の中に大勢いて、中小企業診断士とか、MBAホルダーとか、単なるウインターネットマーケッターとか、資格のあるなしに拘わらず誰でもすることは可能です。大学の教授でもマーケティング・コンサルタントも兼務して年間数千万円稼いでいる人も日本の私立大学にはいます。海外では億を稼ぐマーケティング教授もおそらくいると思われます。
マーケティングとは何か?ということですが、ドラッカーは顧客の創造、と言っていたと思います。
最近のハーバード大学では、価値を創造し続ける仕組み、と言う説があります。
マーケティングは競争優位を獲得するための理論として数十年前には見られていました。つまり、競争相手を打ち負かすことがマーケティングの目的でした。
しかし、相手を潰すよりも、自分の商品価値を上げる方がより売れる、という考え方もあります。
競争相手がある商品を出して来たら、すぐに、それに対抗する商品を出して同じ市場で争う、という考え方もあるでしょうし、それとは違うジャンルでもっと価値の高い新商品を出して、違う世界で争う、というやり方もあるでしょう。本当は両方やれば一番いいと思いますが。
いずれにしても、競争相手ばかり見ていたら、その業界は血で血を洗うレッドオーシャンになり、業界全体も発展しにくいのではないでしょうか?
お客様が本当に欲しいものを理解して、それを的確に商品化してお客様にお届けする、というのがマーケティングの本質ではないでしょうか?
当たり前のことですが、これは決して簡単ではありません。お客様が自分が本当に欲しいものをわかっていない場合も多いです。
お客様の持つ潜在ニーズを顕在化させ、それを解決する商品・サービスを創造し、適切な価格で提供することができれb売れないはずがありません。
マーケティング・コンサルタントはそれを可能にするものであるべき、と私は思っています。それには、自ら商品開発をしてみてたくさんの失敗経験を積むことではないかと思います。